怖がらせない努力を
白衣を着たスタッフに囲まれて何をされるのか分からない恐怖から来院すると泣き出してしまうお子様も。出来るだけ優しい言葉を使ってお子様の正面から丁寧に説明をするように心がけています。
急に治療はせず、まずはお話だけ30分くらいした後に慣れてきたら診療にうつるような流れにする場合も。中にはどうしても口を開けてくれない、口の中を見せるのも嫌がってしまうお子様もいらっしゃるので手順を変えたり工夫をして診察させて頂いています。
動いてしまうお子様にも工夫を
治療中、暴れるからといって無理に押さえてしまうと歯科医に対する恐怖心が植えつけられてしまい行きたがらなくなるケースも。
急に動くと危ない時には「動くときは合図をしてね。そうしないと危ないよ」と声をかけるようにしています。
また削る時間も連続せず2、3秒置きに機械を止めてお話をしリラックスさせるよう努めています。
女性スタッフがいることで和むような空間を
当院には女性スタッフや医師もいます。お子様が泣き出してしまった場合、担当者や医師を変えてお子様の気分を安心させるのも大事です。
お子様にこんな症状があったらご来院ください!
- 歯みがきの際に痛がる。
- 食事の際に痛がる。
- 歯や口の中にいつもと違う違和感がある。
- 歯茎が腫れている。
- 炎症が見られる。
フッ素塗布
虫歯予防のページにも詳しく書いていますがフッ素は歯を丈夫にし、虫歯になりにくい効能が。
小さいお子様の場合、生えてきたばかりの乳歯や永久歯は柔らかく虫歯になりやすいという性質があります。フッ素を定期的に塗ってもらうことで虫歯予防をしましょう。
治療中に塗布することも出来ますが、家で歯磨きの後に塗るフッ素が入った塗り薬、もしくはうがい薬なども処方しています。
一般で販売されている歯磨き粉よりも歯科医院で出しているホームケアグッズの方がフッ素の濃度が高いのでおすすめ。約10倍くらいの差があると言われています。
シーラント
お子様のむし歯予防としてシーラントという方法も。これは歯と歯の溝をプラスチックやセメント素材を使い埋めることで虫歯が出来にくくする効果があります。乳歯や永久歯が生え始めた3年から4年の間に治療すると有効とされていますのでご相談ください。
定期健診
お子様の場合も大人と同じく検診が大事です。特にお子様は生え変わるタイミングでみがき残しができやすく、虫歯になりやすいので定期的に検診をすることが大切です。
お子様のむし歯予防
お子様の虫歯予防法としては、後みがきが基本です。別名、仕上げみがきとも呼ばれていて、食事の後や寝る前、お子様が歯みがきした後にお母様やお父様がしてあげるブラッシングのことです。
1回の時間は3分くらいと言われていますので、丁寧にみがき残しないようにケアしてあげてください。
歯みがき前にお子様が寝てしまったら、ガーゼやティッシュで歯をつまむように拭くだけでも違います。時と場合によって出来ることをしてあげましょう。